「血小板」で新型コロナの重症化リスクを予測できる可能性-東大ほか
COVID-19関連血栓症の発症プロセスは未解明
東京大学は12月9日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者110人から採取した血液内の循環血小板凝集塊を、マイクロ流体チップ上で高速流体イメージングにより大規模撮影、解析し、全患者の約9割において、過剰な数の循環血小板凝集塊が存在することを世界で初めて発見したと発表した。この研究は、同大大学院理学系研究科の合田圭介教授、同大大学院医学系研究科の矢冨裕教授、米国バージニア大学Gustavo Rohde教授らの共同研究グループによるもの。研究成果は、Nature Communications のオンライン版で掲載されている。
世界...