ビフィズス菌MCC1274のアルツハイマー予防効果をマウスで確認-名古屋市立大ほか
ビフィズス菌MCC1274の作用メカニズムと医薬品用途の可能性を探索
名古屋市立大学は1月19日、ビフィズス菌MCC1274(Bifidobacterium breve MCC1274)をアルツハイマー病モデルマウスに摂取させると、アルツハイマー病モデルマウスで見られる記憶障害が予防されることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科神経生化学分野の道川 誠教授、鄭 且均准教授、森永乳業らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal of Alzheimer’s Disease」に掲載されている。
アルツハイマー病は、認知症の半数以上を占める神経変性疾患で、65...