NAFLD進行にケモカイン「CCL3」が重要と判明-金沢大
NAFLDの進行に関与しているケモカインは不明だった
金沢大学は1月6日、非アルコール性脂肪性肝疾患(いわゆる脂肪肝)の進行の原因として、CCL3と呼ばれるケモカイン分子が、重要な役割を果たしていることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医薬保健研究域医学系の長田直人講師らの研究グループによるもの。研究成果は、「Metabolism: Clinical and Experimental」オンライン版に掲載されている。
脂肪肝の原因の1つはアルコールの飲みすぎだが、近年、ほとんどアルコールを飲まないにもかかわらず肥満などの生活習慣病に伴って生じる非アルコール性脂肪性肝疾患(nonal...