アトピー性皮膚炎および湿疹の発症と、「生後6か月を過ごした季節」に関連-富山大ほか
生後1歳までのアトピー性皮膚炎と湿疹について検討
富山大学は3月2日、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」の参加者を対象に、生まれた季節と乳児期に発症する湿疹およびアトピー性皮膚炎の関連を調査し、春生まれと比較して、「秋生まれ」の子どもが6か月の時点で湿疹の発症が多くなり、その関連は1歳時点でも同様であることが明らかになったと発表した。この研究は、同大学術研究部医学系公衆衛生学講座の土田暁子助教らの研究グループが行ったもの。研究成果は「BMC Pediatrics」に掲載されている。
花粉症といえば春や秋、風邪・インフルエンザは冬、夏は熱中症や食中毒、といったように、特...