難治性血液がんATL、治療選択に使用可能な予後予測モデル開発-宮崎大ほか
従来の予後予測モデル、良好な治療効果が期待できる治療法の選択は難しかった
宮崎大学は4月7日、難治性血液がんのひとつである成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)のゲノム情報と臨床情報を統合した新たな予後予測モデルの開発に成功したと発表した。この研究は、同大医学部内科学講座血液・糖尿病・内分泌内科学分野の下田和哉教授、亀田拓郎助教、京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座の小川誠司教授、国立研究開発法人国立がん研究センター研究所分子腫瘍学分野の片岡圭亮分野長、公益財団法人慈愛会今村総合病院の宇都宮與名誉院長兼臨床研究センター長、独立行政法人国立病院機構熊本医療センターの日高道弘副院長らの研究グル...