タグリッソ、切除不能・ステージIIIのEGFR陽性肺がんに対しPFSを有意に改善-英AZ
第3世代EGFR阻害剤、一次治療として多くの国が承認
英アストラゼネカ社は6月11日、切除不能なステージIIIのEGFR変異を有する非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象としたP3 LAURA試験において、オシメルチニブ(製品名:タグリッソ(R))が、化学放射線療法(CRT)後の治療としてプラセボと比較し、無増悪生存期間(PFS)の統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示したことを発表した。この試験は、米国アトランタのエモリー大学ウインシップがん研究所のエグゼクティブディレクターのSuresh Ramalingam氏(治験責任医師)ら、米国、欧州、南米、アジアを含む15か国以上が参加...