GVHD悪化に関わる腸内細菌同定、抑制できる溶菌酵素も特定-大阪公立大ほか
造血幹細胞移植患者の「GVHD」悪化にE. faecalisが関与?
大阪公立大学は7月5日、毒性の強い腸内細菌が造血幹細胞移植の重篤な合併症を引き起こすことを発見したと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科ゲノム免疫学の植松智教授(東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学分野特任教授を兼任)、藤本康介准教授(東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターメタゲノム医学分野特任准教授を兼任)らと、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センター健康医療インテリジェンス分野の井元清哉教授らの共同研究グループによるもの。研究成果は、「Nature」にオンライン掲載されて...