脂肪性肝炎の悪化や線維化の進行に「腸内細菌叢の変化」が関与-富山県立大ほか
脂肪性肝炎の発症や肝臓の線維化進行における腸内細菌叢の関与をモデルマウスで解析
富山県立大学は2月21日、腸内細菌叢の変化が、メタボリックシンドロームの肝病変である脂肪性肝炎の発症や線維化の進行に関わることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大工学部医薬品工学科の長井良憲教授、葛西海智氏(大学院博士前期課程)、古澤之裕准教授、河西文武講師、徳島大学大学院医歯薬学研究部の常山幸一教授、清水真祐子講師、富山県薬事総合研究開発センターの柳橋努主任研究員、髙津聖志所長らの研究グループによるもの。研究成果は、「International Journal of Molecular Science...