がん免疫チェックポイント阻害薬、短期的には血圧を上昇させないと証明-横浜市大ほか
高血圧はがん患者の併存疾患として最多、ICI使用と関連するか
横浜市立大学は9月26日、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)に伴う高血圧のリスクについて、ランダム化比較試験32件・被験者総数1万9,810例のがん患者を対象としたシステマティック・レビュー(RCT)とメタ解析を行い、免疫チェックポイント阻害薬を開始しても、短期的には血圧が上昇しないことを証明したと発表した。この研究は、同大医学部循環器・腎臓・高血圧内科学の峯岸慎太郎助教、金口翔助教、滋賀医科大学NCD疫学研究センター最先端疫学部門の矢野裕一朗教授、香川大学医学部薬理学の西山成教授らの研究グループによるもの。研究成果は「AH...