転移性尿路上皮がん、ICI抵抗性の要因「悪性サブクローン」を同定-科学大ほか
免疫チェックポイント阻害薬に対する抵抗性、メカニズムは未解明
東京科学大学は9月1日、転移性尿路上皮がんが免疫チェックポイント阻害薬(ICI)に対する耐性を獲得するメカニズムを明らかにしたと発表した。この研究は、同大総合研究院M&Dデータ科学センターAI・ビッグデータ研究部門AI技術開発分野の鎌谷高志講師、慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室の梅田浩太共同研究員、田中伸之専任講師、大家基嗣教授、東京大学大学院理学系研究科の角田達彦教授(兼・同大新領域創成科学研究科教授)らの研究グループによるもの。研究成果は、「Nature Communications」のオンライン版に掲載されている。
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