血液でがん免疫療法の効果を予測、14のサイトカインからモデル構築-久留米大ほか
末梢血を用いた抗PD-1/PD-L1抗体治療効果のバイオマーカー開発が求められている
久留米大学は7月13日、機械学習の手法を駆使して、治療前の血液中のサイトカインプロファイルから、免疫チェックポイント阻害薬の治療効果と関わるサイトカインシグネチャーを発見したと発表した。この研究は、同大医学部医学科内科学呼吸器神経膠原病内科部門の東公一准教授と、神奈川県立がんセンター、横浜市立大学、味の素株式会社らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal for ImmunoTherapy of Cancer(JITC)」に掲載されている。
各種がん患者に対して免疫チェックポイント阻害薬(...