軽度認知障害、アミノ酸プロファイルによる新たなバイオマーカーを開発-新潟大ほか
多施設共同研究でMCIバイオマーカーをアミノ酸プロファイルより探索
新潟大学は2月7日、軽度認知障害の新たな血液バイオマーカーを開発したことを発表した。この研究は、同大脳研究所遺伝子機能解析学分野の春日健作助教、池内健教授、同研究所脳神経内科学分野の徳武孝允助教らの研究グループと、全国18の医療機関・施設と味の素株式会社との共同研究によるもの。研究成果は、「Nutrients」に掲載されている。
軽度認知障害(MCI:mild cognitive impairment)は客観的な認知機能低下は認めるものの、日常生活は概ね自立しており、認知症には至っていない状態を指す。厚生労働省の調査によ...