野菜・果物摂取頻度が少ないほど死亡リスク増大、保存期CKDでも示唆-新潟大
保存期CKDなどで野菜・果物摂取を控える指導は妥当?
新潟大学は2月21日、CKDのない人・保存期慢性腎臓病(CKD)・血液透析患者で、野菜や果物の摂取頻度と死亡リスクとの関連が異なるのかについて、コホート研究で調べた結果を発表した。
この研究は、同大大学院医歯学総合研究科臓器連関学講座の若杉三奈子特任准教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal of Renal Nutrition」に掲載されている。
腎機能が正常の人では、野菜や果物の摂取が少ないと、摂取が多い人よりも死亡リスクが高いことが多くの疫学研究で示されている。一方、腎機能が低下した保存期CKDや血液透析患者...