CKD患者に向けた「低たんぱく質米」、食事療法のアドヒアランスを向上-新潟大ほか
慢性腎臓病患者の食事療法、タンパク質制限の難しさから臨床研究は極めて困難だった
新潟大学は12月7日、「慢性腎臓病患者における治療用特殊食品(低たんぱく質米)の使用がタンパク質摂取量に与える効果に関する多施設共同無作為化比較試験」を行い、その結果、低たんぱく質ごはんの使用がCKD患者の食事療法における、タンパク質制限のアドヒアランスを向上させるだけでなく、腎障害の程度を示す尿タンパク量を減少させたと発表した。この研究は、同大大学院医歯学総合研究科腎研究センター病態栄養学講座の細島康宏特任准教授、蒲澤秀門特任助教、亀田製菓株式会社、サトウ食品株式会社、株式会社バイオテックジャパン、ホリカフ...