慢性腎臓病、「変化した循環EV」が血管石灰化を引き起こすことを発見-東京医歯大
CKD-MBD治療薬や透析など、いずれの治療でも血管石灰化は完治できない
東京医科歯科大学は2月13日、血液中を循環する細胞外小胞(small extracellular vesicles、EV)を介した慢性腎臓病(chronic kidney disease、CKD)による血管石灰化の新たな分子病態を解明し、治療戦略を創出したと発表した。この研究は、同大大学院医歯学総合研究科 腎臓内科学分野の萬代新太郎助教(同大学病院血液浄化療法部)、内田信一教授、小出高彰大学院生らの研究グループによるもの。研究成果は、「Circulation Research」オンライン版に掲載されている。
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