がん光免疫療法、PD-L1標的で特異抗原の高発現がない患者にも有効な可能性-名大
近赤外光線免疫療法は標的抗原の高発現が必要で、適応となる患者が限定的
名古屋大学は11月2日、免疫チェックポイント分子PD-L1をターゲットとし、がん免疫により効果を高めた近赤外光線免疫療法の応用開発に成功したと発表した。この研究は、同大学大学院医学系研究科呼吸器内科学の滝俊一大学院生(研究当時:博士課程4年、現:愛知県厚生農業協同組合連合会江南厚生病院呼吸器内科)、同大高等研究院・JST創発的研究支援事業採択研究者(創発1期生)・JST科学技術人材育成のコンソーシアムの構築事業次世代研究者育成プログラム対象研究者・最先端イメージング分析センター/医工連携ユニット907プロジェクトユニッ...