ミチーガ、「アトピー性皮膚炎に伴うそう痒」世界初の抗体医薬品として発売-マルホ
IL-31の受容体結合を競合的に阻害、かゆみによる悪循環遮断で皮膚症状改善・QOL向上に期待
マルホ株式会社は8月8日、ヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体「ミチーガ(R)皮下注用60㎎シリンジ(一般名:ネモリズマブ(遺伝子組換え))」について、「アトピー性皮膚炎に伴うそう痒(既存治療で効果不十分な場合に限る)」を効能・効果として発売したことを発表した。
アトピー性皮膚炎は、増悪・軽快を繰り返す、かゆみのある湿疹を主病変とする慢性の炎症性皮膚疾患。アトピー性皮膚炎に伴うかゆみは、仕事や学業における集中力の低下や睡眠障害などを招き、患者のQOLを著しく低下させる。また、かゆみに...