子のアレルギー疾患の追跡調査、13歳時点でIgE抗体陽性81.8%-成育医療センター
出生時から13歳まで、継続的に調査した単施設前向きコホート研究
国立成育医療研究センターは8月24日、2003年から一般小児を対象として行ってきた出生コホート研究(成育コホート)の、出生時から13歳までのデータより、日本(東京)の青少年のアレルギー症状の実態と、湿疹の出現時期や持続経過により併存するアレルギー疾患のリスクが異なることを報告した。この研究は、同センターアレルギーセンターの大矢幸弘センター長、山本貴和子医長、木口智之医師らの研究グループによるもの。研究成果は、「Allergology International」に掲載されている。
同センターが行っている成育コホートでは、20...