CMLに対するニロチニブの治療効果を予測できる数理モデルを開発-東大ほか
BCR-ABL1チロシンキナーゼ阻害剤は効果に個人差
東京大学は10月14日、慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukemia, CML)の治療薬であるニロチニブの治療効果を患者ごとにかつ早期に予測できる数理モデルを開発したと発表した。この研究は、同大生産技術研究所の岡本有司特任研究員(研究開始当時、現在:京都大学医学研究科特定助教)、梶田真司助教(研究開始当時、現在:福井大学学術研究院工学系部門助教)、合原一幸教授(研究開始当時、現在:東京大学特別教授・名誉教授/東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構副機構長)、同大医科学研究所の東條有伸教授(研究...