認知機能低下予防のための運動、1人より仲間と行う方が効果的と判明-筑波大ほか
2人以上で行う運動が認知機能に与える影響は不明だった
筑波大学は1月12日、運動は1人よりも仲間と行う方が認知機能の低下予防に効果的であることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大体育系の大藏倫博教授と山口県立大学 社会福祉学部の角田憲治准教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Archives of Gerontology and Geriatrics」にオンライン掲載されている。
運動は高齢者の認知症予防に有効であることが知られており、その効果を高めるためには、45分以上継続する中・高強度運動を高頻度で実践することが推奨されている。このような運動の時間・強度・頻度に関する検...