ラジオ体操で高齢者の認知症リスク低下の可能性-帝京大
筋力や柔軟性を高める運動として推奨のラジオ体操、科学的根拠は限定的だった
日本老年学的評価研究機構は1月27日、ラジオ体操実践により、高齢者の要介護および認知症のリスクを低下させる可能性が世界で初めて明らかになったと発表した。この研究は、帝京大学大学院公衆衛生学研究科の金森悟准教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「SSM-Population Health」に掲載されている。
高齢化が進む日本では、要支援・要介護や認知症を予防することが重要な課題となっている。65歳以上の人口増加に伴い、介護が必要な高齢者の増加が見込まれ、これに対処するための予防策が求められている。日本で広く普及...