新型コロナ感染後のワクチン接種で後遺症リスクが低減
新型コロナウイルスへの感染後に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン(以下、新型コロナワクチン)接種を受けることで、COVID-19の後遺症のリスクを低減できる可能性のあることが、新たな研究で報告された。英国国家統計局(ONS)のDaniel Ayoubkhani氏らが実施したこの研究結果は、「The BMJ」に5月18日掲載された。
今回の研究では、ONSのCOVID-19に関する調査に参加した18~69歳の成人2万8,356人(平均年齢46歳、女性55.6%)のデータが分析された。これらの参加者は、新型コロナウイルスの検査で陽性の判定を受けた後に新型コロナワクチン(ウ...