高い「かかりつけ医機能」を経験している家族介護者ほどストレスが低い-筑波大ほか
家族介護者のかかりつけ医機能と介護に伴うストレスとの関連性を検証
筑波大学は6月19日、かかりつけ医を持つ家族介護者は、かかりつけ医による高いプライマリ・ケア機能を経験しているほど、介護に伴うストレスが低いことを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学医療系の舛本祥一講師、慶應義塾大学医学部医学教育統轄センターの春田淳志教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Journal of General and Family Medicine」にオンライン掲載されている。
世界的な高齢社会の進行によって要介護者が増えており、生活を支える家族介護者の役割はますます大きくなっている。一方で...