かかりつけ医機能が高いほど、コロナ禍での入院リスク低下の傾向-慈恵大
パンデミック下のプライマリ・ケア機能と入院リスクとの関連、これまで国内外での検証なし
東京慈恵会医科大学は1月24日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大後のプライマリ・ケアに関する全国的な縦断調査を実施し、かかりつけ医機能はコロナ禍での入院リスク低下と関連することを明らかにしたと発表した。この研究は、同大総合医科学研究センター臨床疫学研究部の青木拓也講師、松島雅人教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Annals of Family Medicine」に掲載されている。
プライマリ・ケアは、住民のあらゆる健康問題に包括的かつ継続的に対応し、多職種や高次医療機関、地域...