患者はどんな結果であれ検査結果を早く知りたい
臨床検査の後は、結果が判明するまでの日々が永遠に続くかのように感じられるものだが、新たな調査で、検査結果を待っている患者は、担当医がまだ結果の評価を行っていなくても、あるいはたとえ悪い結果であっても、すぐに知りたいと思う人が圧倒的多数であることが明らかになった。この知見は、「JAMA Network Open」に3月20日掲載された。
米国では2021年4月に新しい規則が施行され、医療従事者には、検査結果や臨床所見に関する情報の患者への速やかな提示が求められるようになった。研究論文の上席著者の1人で、米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターを拠点に医療情報の透明性向上を目指す運動を行...