脳梗塞発症前24時間以内のDOAC内服、rt-PA静注療法の安全性は非内服と差なし-国循
実臨床におけるDOAC内服下のrt-PA静注療法の安全性を検討
国立循環器病研究センターは9月22日、遺伝子組み換え組織型プラスミノゲン・アクティベータ(rt-PA)静注療法の施行前24時間以内に直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)を内服していた患者と抗凝固薬を内服していなかった患者と比較して、rt-PA静注療法後の出血性合併症の発生率が同等である事を明らかにしたと発表した。この研究は、同研究センター脳血管内科の岡田敬史医師(現:鹿児島県立大島病院脳神経内科)、脳神経内科の吉本武史医師、情報利用促進部の和田晋一医師、脳血管内科の古賀政利部長らの研究グループによるもの。研究成果は、「Jour...