アルツハイマー病、PET検査より高精度な血液バイオマーカーが判明-慶大
より早く正確な前臨床ADのスクリーニング方法が必要
慶應義塾大学は6月12日、血液検査でアミロイドβ(Aβ)42/40比を評価することによって、アミロイドPET検査の視覚読影よりも早期にアルツハイマー病(AD)の中心的病理である脳内Aβ沈着を高精度に判別可能であることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学部の窪田真人助教(現:みんなの在宅クリニック国分寺)、内科学(神経)/同大学病院メモリーセンターの伊東大介特任教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Alzheimer’s Research & Therapy」のオンライン版に掲載されている。
厚生労働省の推計によれば、2...