非B非C型肝炎、ウイルス性肝炎よりも進行してから発見されていると判明-AZ
HCC患者173人を対象にインターネット調査を実施
アストラゼネカ株式会社は8月7日、肝細胞がん(HCC)患者調査の結果、生活習慣病が起因の肝細胞がんはウイルス性肝炎が起因の場合と比較して、より進行度の高い状態で発見されている可能性があると発表した。
肝がんは国内のがんによる死因の第5位であり、2023年は約3万9,000人が診断され、約2万4,000人が死亡している。中でもHCCは日本において最も一般的な肝がんの型であり、約90%がHCCだ。HCCの主な原因はB型肝炎ウイルスまたは、C型肝炎ウイルスの感染であり、その他には多量飲酒によるアルコール性肝障害、メタボリックシンドロームに起因...