視覚再生遺伝子治療の効果を向上させる手法を発見、鍵となる細胞も確認-慶大
遺伝性網膜疾患の治療法として期待されるオプトジェネティクス
慶應義塾大学は6月19日、光受容を制御する神経回路を精査する中で、光遺伝学(オプトジェネティクス)を利用した視覚再生遺伝子治療の効果を向上させる手法を発見し、これにスターバーストアマクリン細胞が関わっていることを世界で初めて確認したと発表した。この研究は、同大医学部眼科学教室の栗原俊英准教授、堅田侑作特任助教、先端医科学研究所・脳科学研究部門の田中謙二教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Molecular Therapy – Methods & Clinical Development」に掲載されている。
網膜色素変性...