超加工食品の大量摂取で男性の結腸がんリスクが上昇か
ソーセージや砂糖がけしたデニッシュが並ぶ朝食を好む人は多い。しかし、このような超加工食品を日常的に大量に摂取している男性では、結腸がんリスクが上昇する可能性のあることが、新たな研究で明らかにされた。驚いたことに、超加工食品によるこのようなリスク上昇は、女性では認められなかったという。米タフツ大学フリードマン栄養科学政策大学院のLu Wang氏らによるこの研究の詳細は、「The BMJ」に8月31日掲載された。
超加工食品は、砂糖、油/脂肪、精製デンプンを多く含有する加工済みの食品のことで、その全てが体重増加と肥満の原因となる。肥満は、結腸・直腸がん(大腸がん)のよく知られたリスク因子でも...