糖尿病性認知症、早期診断用の血中バイオマーカー候補を発見-京都医療センターほか
糖尿病患者の認知症発症を予測できる「血液バイオマーカー」を探索
京都医療センターは11月1日、糖尿病の認知症発症を早期に反映する指標は、血液中のsTREM2というタンパク質の減少である可能性を、世界で初めて明らかにしたと発表した。この研究は、同センター臨床研究センター内分泌代謝高血圧研究部の浅原哲子部長、同・山陰一主任研究員、量子科学技術研究開発機構の徳田隆彦医長、京都認知症総合センターの秋口一郎所長、健康科学大学の田中将志教授を中心とする研究チームらの共同研究によるもの。研究成果は、「Diabetes Research and Clinical Practice」にオンライン掲載されて...