白血球数が高いと心房細動罹患リスク「高」、女性でより顕著-国循
白血球数と心房細動リスク増加との関連は?吹田研究を用い喫煙状況から結果を層別化
国立循環器病研究センターは10月25日、都市部地域住民を対象とした吹田研究を用いて、白血球数が高いと心房細動罹患リスクが高いことを明らかにしたと発表した。この研究は、同研究センター健診部の小久保喜弘特任部長らの研究グループによるもの。研究成果は、「Circulation Journal」に掲載されている。
高齢者での心房細動の増加は、公衆衛生上の大きな課題となっている。世界人口に相当する人が心房細動を有しており、過去20年間で33%も増加している。さらに、2050年には60%以上増加する可能性があることも推計...