子どものADHD、入眠時刻が遅いことで日中の症状が強くなる可能性-名大ほか
睡眠習慣がADHDにもたらす影響は?
名古屋大学は1月6日、注意欠如多動症(ADHD)における注意欠如、多動・衝動性の強さが日頃の睡眠習慣に影響を受けること、その影響の程度はADHD発症と関連する遺伝子の変化の程度(以下、ADHDの遺伝的リスク)と関連していることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学部附属病院親と子どもの心療科の高橋長秀准教授らのグループと、浜松医科大学子どものこころの発達研究センターの奥村明美特任助教、土屋賢治特任教授らとの共同研究グループによるもの。研究成果は、「JAMA Network Open」に掲載されている。
ADHDは神経発達症(発達障害)の一つで...