一般生活者の「もの忘れ」での受診意向低、早期対応への啓発が重要-リリー
MCIや認知症当事者の考えや生活実態は明らかにされていなかった
日本イーライリリー株式会社は9月10日、軽度認知障害(MCI)または認知症当事者の考えや生活実態を明らかにし、一般生活者とのギャップを明らかにすべく、MCIまたは認知症の当事者とその家族、一般生活者に意識調査を実施し、その結果を発表した。
厚生労働省によると、2022年の国内における認知症高齢者数(65歳以上)は約440万人、2040年には約600万人に達すると予測されている。このような状況を鑑み、2024年1月には「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、認知症になっても希望を持って自分らしく暮らし続けるこ...