アレセンサ、ALK陽性早期非小細胞肺がん初の術後補助療法でFDA承認-中外
現行の術後補助化学療法の選択肢のみでは、術後再発が約半数の早期肺がん
中外製薬株式会社は4月19日、抗悪性腫瘍剤/ALK阻害剤アレセンサ(R)(一般名:アレクチニブ塩酸塩)について、米国食品医薬品局(FDA)により承認された方法により検査されたALK陽性非小細胞肺がん(NSCLC)(腫瘍が4cm以上またはリンパ節転移陽性)に対する腫瘍切除後の補助療法として、FDAより承認を取得したと発表した。
肺がんはNSCLCと小細胞肺がん(SCLC)の2つに大別される。NSCLCは最も患者数が多く、全肺がんの約85%を占める。早期肺がん患者の約半数(疾患のステージにより45~76%)が、術後補助化学...