非弁膜症性心房細動を伴う脳梗塞、発症早期DOAC投与は「有効かつ安全」-国循ほか
脳梗塞発早期に抗凝固療法を開始して良いか?
国立循環器病研究センターは5月25日、国際共同ランダム化比較試験「Early vs Late Anticoagulation in Stroke Patients with Atrial Fibrillation」で、非弁膜症性心房細動を伴う脳梗塞に対する発症早期からの直接作用型経口抗凝固薬(DOAC)投与が、ガイドラインに基づく標準的な時期からの投与と比べた場合に有効かつ安全であることを解明したと発表した。この研究は、同研究センターの古賀政利脳血管内科部長、井上学脳卒中集中治療科特任部長、吉村壮平脳血管内科医長、吉本武史脳神経内科医師、田中寛...