レビー小体病合併のアルツハイマー病理、レビー小体病発症後に出現の可能性-名大ほか
レビー小体病における併存アルツハイマー病理がいつから出現するのかは不明だった
名古屋大学は8月1日、レビー小体病に併存するアルツハイマー病変化を血液で評価し、その結果を発表した。この研究は、同大大学院医学系研究科神経内科学の勝野雅央教授、平賀経太医員(筆頭著者)らの研究グループと、国立長寿医療研究センターおよび量子科学技術研究開発機構との共同研究によるもの。研究成果は、「npj Parkinson’s Disease」に掲載されている。
認知症を含む神経変性疾患では、異常タンパク質の蓄積が臨床症状の発症に20年以上先行して生じることが明らかになってきており、発症前に病態を抑制することが重...