乳がん検診に参加しない人たちの特徴を解明、簡易リスクスコア開発-筑波大
乳がん検診の受診率向上には、乳がん検診に参加しない人の特徴を知ることが重要
筑波大学は7月26日、乳がん検診に参加しない人たちの特徴を明らかにし、さらに未受診を予測する簡易リスクスコアを開発したと発表した。この研究は、同大医学医療系/ヘルスサービス開発研究センターの田宮菜奈子教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Breast cancer」に掲載されている。
近年の日本の女性における乳がんの部位別がん罹患数は1位、部位別がん死亡数は4~5位で、国が検診を推奨するがんの一つとなっている。乳がんによる死亡を減らすには治療の向上だけでなく、検診による早期発見が重要だ。厚生労働省は201...