更年期のホルモン補充療法で認知症発症リスク増?
更年期障害の症状を和らげるためにホルモン補充療法(HRT)を受けている女性は、後年になって認知症発症リスクが高まる可能性があるとする研究結果が報告された。コペンハーゲン大学病院デンマーク認知症研究センター(デンマーク)のNelsan Pourhadi氏らによる研究で、詳細は「The BMJ」に6月28日掲載された。この論文の付随論評を執筆した米メイヨー・クリニックの神経放射線科医であるKejal Kantarci氏は、「女性でのアルツハイマー病の発症率は男性の2倍だ。そのため、女性でのリスクを上昇させる可能性のあるものなら何であれ、研究者たちは強い関心を持つ」と述べている。
この研究では...