シリーズ:アルツハイマー治療を考える⑥
岩田淳先生Special Interview
バイオマーカーの進歩で認知症の早期発見は実現できるか
前回記事の「認知症700万人時代 早期発見、患者視点ケアの重要性とは」では、岩田淳先生(地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター 脳神経内科 部長)より、認知症になる前の段階である軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment:MCI)を早期発見する重要性やその難しさについてご解説いただいた。今回は、引き続き岩田先生に、認知症の早期発見で重要な役割を担うバイオマーカーの進歩と今後の展望について話を聞いた。(取材は2022年2月9日にオンラインで実施、全2回)