EYS関連網膜色素変性に視細胞変性への光暴露が関与、ヒトiPS細胞で解明-理研ほか
IRDで高頻度の原因遺伝子EYS、ネズミに無いため哺乳類の研究モデルが無かった
理化学研究所(理研)は4月23日、患者由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から3次元網膜オルガノイドを作製およびゼブラフィッシュeys変異を作製して解析することにより、光刺激による視細胞の細胞死がEYS関連網膜変性疾患の病態に重要な役割を果たしていることを発見したと発表した。この研究は、理研バイオリソース研究センター iPS創薬基盤開発チームの大塚悠生研修生(京都大学大学院 医学研究科 眼科学講座 大学院生(いずれも研究当時))、今村恵子客員研究員(京都大学iPS細胞研究所 特定拠点講師)、井上治久チームリー...