CKD、全国規模の入院データ解析で複雑病態を可視化-東京医歯大
入院契機疾患・直接死亡原因の不一致率、DPC解析で全国規模調査を初めて実施
東京医科歯科大学は11月4日、全国規模の入院データ解析により、入院契機疾患・直接死亡原因の不一致の実態を初めて明らかにし、腎臓病による不一致率増加と背景の複雑病態を明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医歯学総合研究科腎臓内科学分野(茨城県腎臓疾患地域医療学寄附講座教授)の頼建光教授、同腎臓内科学分野(東京医科歯科大学病院血液浄化療法部助教)の萬代新太郎助教、大学院医歯学総合研究科医療政策情報学分野の伏見清秀教授の研究グループによるもの。研究成果は、「PLOS ONE」オンライン版に掲載されている。
慢性...