乳がん、45歳未満の女性「BMI22以上」では発症リスクが低い-東大病院
閉経前乳がんリスクと肥満の関連、国内ビッグデータで検討
東京大学医学部附属病院は6月7日、45歳未満の女性約80万人のデータを解析した結果、BMIが22kg/m2以上であると乳がんにかかるリスクが低く、欧米と同様の関連を持つことを初めて示したと発表した。この研究は、同大大学院医学系研究科の小西孝明氏(医学博士課程)、田辺真彦准教授、康永秀生教授、瀬戸泰之教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Breast Cancer Research and Treatment」オンライン版に掲載されている。
乳がんは女性で最も多い悪性腫瘍であり、現在日本では9人に1人の女性が乳がんになるとされ...