遺伝性胃がんGAPPS、がん特異的KRAS変異を同定-熊本大ほか
欧米・日本で報告が増加するGAPPS、原因遺伝子は判明したが発がんの詳細は未解明
熊本大学は10月28日、Gastric adenocarcinoma and proximal polyposis of the stomach(GAPPS)と呼ばれる遺伝性胃がんについて、RNAシークエンスおよび全エクソームシークエンス(WES)を用い、GAPPSの発がんに関与する遺伝子変異を明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院生命科学研究部消化器外科学の岩槻政晃教授、松本千尋医員、九州大学別府病院外科の三森功士教授、東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターゲノム医科学分野の柴田龍弘教授、...