糖尿病性腎症、腎尿細管RA系を介した新規発症・進展メカニズムを発見-横浜市大ほか
RA系の過度な抑制は副作用を増やすため腎保護効果の全容解明が重要
横浜市立大学は3月3日、糖尿病性腎症における腎尿細管レニン-アンジオテンシン(RA)系を介した新しいメカニズム(腎尿細管-糸球体連関における免疫細胞マクロファージの機能スイッチングによる糸球体障害の発症・進展メカニズム)を解明したと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科循環器・腎臓・高血圧内科学の鈴木徹医師(大学院生)、涌井広道准教授、小豆島健護助教、田村功一主任教授らの研究グループが、同研究科免疫学の田村智彦主任教授、黒滝大翼客員准教授、東京慈恵会医科大学腎臓・高血圧内科の春原浩太郎助教(横浜市立大学客員研究員)、横...