肺腺がんリスク関連の遺伝子多型を28同定、アジア人は遺伝的影響大きい-国がんほか
増加傾向にある肺腺がん、非喫煙者における発症頻度は欧米人よりもアジア人で高い
国立がん研究センターは6月9日、日本人を含むアジア人の肺腺がん患者と肺がんに罹患していない人についてゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施し、日本人を含めたアジア人における肺腺がんリスクを決める28個(既知含め)の遺伝子の個人差を同定したと発表した。この研究は、同センター研究所ゲノム生物学研究分野の白石航也ユニット長、河野隆志分野長、愛知県がんセンター、理化学研究所、東京大学医科学研究所、東京大学大学院新領域創成科学研究科、滋賀医科大学、東京医科歯科大学、日本赤十字社医療センター、神奈川県立がんセンター、秋田大...