汗の多様な成分を検出できる肌着用生地を開発、健康モニタリングに応用可能-東北大
生体/環境情報を収集・分析できる多機能ファイバを織り込んだ生地はこれまで無かった
東北大学は1月16日、汗の中に含まれる重要な生体健康因子であるナトリウム、尿酸などを高感度かつ選択的に検出・モニタリングできる多機能ファイバ・テキスタイルの開発に世界で初めて成功したと発表した。この研究は、同大学際科学フロンティア研究所の郭媛元助教、佐藤雄一研究員、大学院工学研究科修士課程の呉京宣氏の研究グループによるもの。研究成果は、「Analytical and Bioanalytical Chemistry」に掲載されている。
日常生活に必要不可欠な衣服は、身体に密着する物であり、多様な生体因子と緊密...