アルツハイマー型認知症、在宅に比べ施設入所者は「睡眠障害」が多いと判明-筑波大
生活している場所により、認知症の「BPSD」の現れ方は異なるのか?
筑波大学は10月31日、施設入所中のアルツハイマー型認知症患者は在宅の患者に比べて睡眠障害が多いことを明らかにしたと発表した。この研究は、同大医学医療系の新井哲明教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「Psychogeriatrics」に掲載されている。
認知症は、高齢化が進む日本において対処するべき重大な疾病の一つであり、2025年には患者数が700万人に達すると予測されている。認知症になると多くの場合、記憶障害のような中核症状に加え、「認知症の行動・心理症状(Behavioral and psychologic...