家族性AD、発症年齢が若いほど「アミロイドβ43」産生量が多い-同志社大ほか
一般的なADより若齢でAβ蓄積が始まり、65歳以前の発症者も多い
同志社大学は11月9日、家族性アルツハイマー病の患者では、遺伝子変異を原因とした特殊なアミロイドβ43産生経路が増加すること、さらに、発症年齢が早いほどアミロイドβ43の産生量が多くなることを患者由来の検体および患者の遺伝子変異を導入した培養細胞を用いて発見したと発表した。この研究は、同大生命医科学部の角田伸人助教らと、大阪大学医学部精神医学教室の大河内正康講師、新潟大学脳研究所遺伝子機能解析学分野の春日健作助教、池内健教授との共同研究によるもの。研究成果は、「Translational Psychiatry」に掲載されて...