要介護認定リスク推定「神戸市基本チェックリスト」、3つの質問で簡単に-神戸大ほか
神戸市在住70歳以上の高齢者5万154人から回答を得る
神戸大学は12月1日、約8万人・70代の神戸市民対象の質問票「基本チェックリスト」を用いて、認知機能に関連する3つの質問により、要介護認定になるリスクを推定できることを明らかにしたと発表した。この研究は、同大大学院医学研究科橋渡し科学分野の永井洋士客員教授ら、神戸医療産業都市推進機構、神戸学院大学、LHS研究所、WHO健康開発総合研究センターの研究グループによるもの。研究成果は、「Health Research Policy and Systems」に掲載されている。
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